あいの風とやま鉄道が4期連続黒字達成:北陸新幹線延伸が後押し

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あいの風とやま鉄道が2024年度の決算で4期連続の黒字を達成しました。

北陸新幹線の敦賀延伸による観光需要の高まりや、外国人観光客の増加が背景にあります。

地域鉄道としての役割を果たしつつ、堅実な経営を続ける姿勢が注目を集めています。

目次
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2024年度決算の概要

2024年度の決算報告によると、営業収益は59億9500万円と開業以来最高額を記録しました。

前年度から1億1100万円増加し、北陸新幹線敦賀延伸の恩恵を受けた形です。

最終的な純利益は6200万円で、国などからの補助金もあり、4期連続の黒字を実現しました。

黒字達成の要因

運賃収入増加の背景には、「定期外利用者」の増加があります。

観光やビジネスを目的とした利用者が開業以来最多となり、外国人旅行者の姿も車内で多く見られるようになりました。

助野専務は「外国のお客様が非常に増えている」と実感を語っています。

課題とコスト増

一方で、課題もあります。

大雪による除雪作業での電力使用量増加や人件費の高騰により、経常損益は約7200万円減少し2500万円となりました。

インフラ維持にかかるコストが経営を圧迫しています。

今後の展望と地域への影響

今後は、増加するインバウンド需要に対応する施策が求められます。

多言語案内の拡充や観光資源との連携強化が課題です。

また、地域交通の要として地元経済や観光振興への貢献も大きく、地方創生の成功例として注目されています。

ネット上での反応と声

ネット上では、

・「あいの風とやま鉄道がんばってる」

・「北陸新幹線延伸で便利になった」

・「観光客増加による地域活性化に期待」

といった好意的な声が多く見られます。

外国人観光客の増加や富山観光の利便性向上に対しても、前向きな意見が多数寄せられています。

まとめ

あいの風とやま鉄道の4期連続黒字は、地方鉄道の持続可能性を示す好例です。

北陸新幹線の延伸を追い風に、観光と交通の両立による成長戦略が評価されています。

今後の取り組み次第で、さらに地域全体の活性化につながると期待されます。

当記事は以上となります。

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この記事を書いた人

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筆者は富山県出身&富山県在住。

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