2025年8月2日に開催予定のJ2リーグ第24節「カターレ富山 vs RB大宮アルディージャ」戦において、市町村サンクスデーとして配布された無料招待チケットの不正転売が確認されました。
カターレ富山はこの問題に対し公式声明を発表し、対応策を講じると共に、サポーターへの注意喚起を強めています。
当記事では、問題の詳細やクラブの対応、ネット上での反応などについて深掘りします。
問題の概要と発覚の経緯
今回の問題は、無料で配布された「市町村サンクスデー無料招待チケット」がフリマアプリやオークションサイトを通じて不正に転売されていたことに端を発します。
2025年7月11日時点で、チケットジャムに8件、ヤフーオークションに13件、合計21件の転売が確認されました。
このような行為は、サポーターや地域住民への公平性を著しく損なうものであり、クラブにとっても信頼を揺るがす重大な問題です。

カターレ富山の対応
カターレ富山は不正転売に対し厳正に対応する方針を示しています。
・転売が確認されたチケットは返金なしで無効処理
・試合当日は本人確認・身分証明書のチェックを実施
・対象者のみならず同伴者にも確認を実施
・弁護士や警察と連携し法的措置も検討
さらに、SNSやチケット流通センターなどの転売情報も追跡し、今後の類似行為を防止するための監視体制を強化するとのことです。
規約と法律
Jリーグチケットサービス利用規約(第13条)
・営利目的での第三者への転売禁止
・チケット券面額を超える価格での販売・試み禁止
違反が発覚した場合は、入場拒否または退場処分となり、チケット代金も返金されません。
チケット不正転売禁止法の罰則
・第3条:不正転売の禁止
・第4条:転売目的での譲受け禁止
・第9条:違反者には1年以下の懲役または100万円以下の罰金、またはその両方
これらは法的拘束力を持つため、違反者は刑事罰の対象となります。

ネット上での反応と声
ネット上では、多くの人が今回の不正転売に対して強い関心を示しています。
・「無料配布の意味がない」
・「対象地域外の人が得をするのは不公平」
・「公式リセール制度をもっと強化すべき」
・「転売チケット購入者も悪い」
・「無効にされて当然」
といった批判の声が相次いでいます。

まとめ
今回の不正転売問題を受け、カターレ富山は厳格な対応を講じています。
全てのサポーターが安全で快適にスタジアム観戦を楽しむためには、正規ルートでのチケット取得と、観戦マナーの徹底が不可欠です。
今後もこうした取り組みが全Jリーグクラブに広がり、健全な観戦文化が守られることを期待しましょう。
当記事は以上となります。
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