J2昇格11年ぶりのカターレ富山は、3月9日のいわき戦での勝利以降、リーグ戦16戦未勝利という苦しいトンネルに入っています。
5月27日に監督交代を果たしましたが、安達亮監督の下でも1分け3敗と未だトンネル脱出の兆しは見えません。
当記事では、安達監督が語る「勝利のカギ」にフォーカスし、今後の展望を探ります。
カターレ富山の現状
カターレ富山は、3月9日のいわき戦成功以来、リーグ戦で16試合勝ちから遠ざかっています。
昇格初年度の壁に苦しむなか、5月27日に監督交代。
安達亮監督が再建を引き継いでからは、1分け3連敗と、依然として勝利が遠い状況が続いています。

安達亮監督の就任と現在の課題
安達亮監督は、就任直後からサポーターの前に姿を見せ、指揮官としての覚悟を語りました。
ゴール裏で「何やってんだ!」と声を飛ばすサポーターの罵声を受けとめ、自身の責任を痛感しています。
また、戦術面では「攻撃型にシフト」しつつあると明言しつつも、現状ではその攻撃が「表現できているのは2〜30%」、残りは伸びしろと捉えています。
勝利のカギは「楽しむ心」
安達監督が繰り返し強調するのは、「選手が試合を楽しむ」こと。
一言で「自信を持ってプレイする」ことが重要だと話します。
「もっと楽しむ。楽しむの表現が難しいですけど…残留争いとか負け続けているときほど、大変なことはなくて。これを楽しめたら勝ちなんですよね」
引用:チューリップテレビ
この言葉に、選手のメンタル面の回復と伸びしろへの期待が込められています。
チームの可能性と今後の展望
攻撃志向へのシフトは始まっていますが、現時点で表現できているのは僅か。
しかし、それこそが「70〜80%伸びしろがある」と見る根拠。
後半戦はJ2上位チームとの激戦が続きますが、不屈の精神と「楽しむ心」で、良い試合から結果へとつなげることが求められています。
ネット上での反応と声
サポーターの声は一様ではありませんが、下記のような反響が見受けられます。
・「交代してもすぐ結果が出ないのは仕方ないけど、楽しむって言葉には“らしさ”を感じた」
・「攻撃への切り替えは芽が出てる。あとは自信を取り戻すのみ」
・「罵声も応援。監督・選手に伝わってるから、まだ信じられる」
サポーターの声援は厳しいながらも、チームへの思いの表れです。

まとめ
カターレ富山は依然として16試合未勝利という苦境にいますが、安達亮監督は「攻撃型への転換」と「選手が試合を楽しむメンタル」を勝利のカギとして提示しています。
この後半戦での上位チームとの連戦は正念場。
しかし「楽しむ心」と「自信回復」によって、トンネル脱出の光を見いだせるか―注目です。
当記事は以上となります。

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