2025年7月16日、石破茂総理大臣が富山県氷見市を訪れ、能登半島地震で液状化被害が大きかった地域を視察しました。
地震発生から1年半を経て、総理が県内の被災地を直接訪れるのは今回が初めて。
訪問の背景には、地元住民の支援要望や地域復興の進捗確認があると見られます。
液状化被害の現場を確認:氷見市北大町を視察した石破総理
石破総理は、氷見市北大町で顕著だった液状化被害の現場を約20分間視察しました。
現地では、氷見市の菊地正寛市長から、液状化の被害状況や対策工法、公費解体の進捗状況について説明を受けました。
市長は「もっと早く来てほしかったが、現場を直接見ていただけたことはありがたい」と語り、地元の声を総理に届けた意義を強調しました。
引用:チューリップテレビ
石川県との支援格差を指摘:市長が要望した財政支援と政府の返答
視察中、菊地市長は石破総理に対し、「石川県と富山県で震災支援の温度差がある」と指摘。
石川県と同等の支援を富山県にも求め、特に再液状化防止工事後の住民負担軽減に向けた財政的支援を要望しました。
これに対して石破総理は「しっかりと受け止めました。承りました」と返答し、被災状況の深刻さと支援の必要性を認識している姿勢を見せました。
復興支援の今後の課題と展望:氷見市に求められる国の継続支援
氷見市では、液状化によるインフラの損傷や住宅被害の復旧が進む中、住民の生活再建や地域経済の立て直しが大きな課題です。
今後は国の支援がどのように継続・拡充されるかが鍵となります。
特に、富山県への公平な支援措置と、長期的な再発防止対策が求められています。
ネット上での反応と声:視察に対する評価は?
ネット上では、
・「やっと氷見市にも来てくれた」
・「富山県の被災地も注目してほしい」
といった歓迎の声がある一方、
・「もっと早く来るべきだった」
・「選挙前のパフォーマンスでは?」
といった批判的な意見も見受けられます。
地元住民の多くは、今後の支援内容と対応スピードに注目しています。

まとめ:石破総理の視察で見えた今後の支援のかたち
今回の視察は、氷見市の現状を国のトップに直接伝える貴重な機会となりました。
今後、要望がどこまで実現されるかが問われる中、被災地に寄り添う政治のあり方が改めて注目されています。
震災からの本格復興に向けて、政府・自治体・住民が一体となった取り組みが求められます。
当記事は以上となります。


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