本離れ対策に新風:砺波市の図書館と書店が連携する「図書店POP-UP」とは?

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近年、特に若い世代を中心に「本離れ」が深刻な社会課題となっています。

そんな中、砺波市では、図書館と書店が手を組み、地域の読書文化を盛り上げようとする新しい取り組み「図書店POP-UP」がスタートしました。

当記事では、その内容や背景、今後の展望などについて深掘りします。

目次
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背景と問題提起

スマートフォンやSNSの普及により、若年層を中心に読書離れが加速しています。

特に図書館や書店の利用者数の減少は、地域文化の衰退にもつながりかねません。

図書館の利用率が下がれば、学校図書館にも波及し、子供たちが本に触れる機会も減ってしまいます。

砺波市ではこの危機感を背景に、「地域全体で読書環境を育てよう」という動きが強まりました。

砺波市の取り組み「図書店POP-UP」とは?

砺波図書館では、年に4回、幼児から高校生まで年代別におすすめの本を選定しリスト化しています。

この「おすすめリスト」の本を、イオンモールとなみにある未来屋書店となみ店でも展示・販売する取り組みが「図書店POP-UP」です。

特徴的なのは、ただ本を並べるだけでなく、図書館司書による丁寧な説明やPOPも設置されている点。

これにより、図書館の専門性と書店の利便性が融合し、より本を手に取りやすい環境が整備されています。

図書館と書店の連携による相乗効果

図書館で人気の本が貸し出し中だった場合でも、書店で同じ本がすぐに手に入る利便性は、読者にとって大きなメリットです。

また、図書館と書店の役割を越えた連携は、地域の読書意欲の向上や本への興味喚起につながります。

図書館側としても、書店が元気であることは図書館利用者の増加にも寄与すると考えられており、双方向の支援体制が確立されつつあります。

ネット上での反応と声

ネット上では、

・「こういう取り組みが他の市町村にも広がってほしい」

・「図書館と書店が協力するのは素敵」

というコメントが寄せられてます

また、書店の来店者からは、

・「図書館に行く機会が減っていたが、書店で図書館の本を知ることができた」

・「子供と一緒に選びやすい」

という好意的な声が見られ、全国的にも注目を集めています。

まとめ

砺波市の「図書店POP-UP」は、図書館と書店が競合ではなく共存・協力できる関係であることを示す好事例です。

本離れが叫ばれる時代だからこそ、地域一体となったこうした動きが重要です。

今後は、書店側のおすすめ本を図書館に展示するなど、双方向の展開も予定されており、読書文化の復興に向けた希望の光が砺波市から広がろうとしています。

当記事は以上となります。

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この記事を書いた人

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筆者は富山県出身&富山県在住。

Bリーグの富山グラウジーズを応援してます。

写真の撮影をしており、撮影の対象は選手やチア、綺麗な風景です。

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