猛毒を持つヒアリが富山県内で初確認:特定外来生物の危険性と対策とは?

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2025年7月11日、射水市の伏木富山港国際物流ターミナルで、1000匹以上の“猛毒ヒアリ”が確認され、14日には専門家により正式に「ヒアリ」と断定されました。

富山県内で初めての確認となり、環境省が「要緊急対処特定外来生物」指定している危険な侵略的外来種です。

当記事では、ヒアリとは何か、富山での発見状況、現在の防除体制などについて深掘りします。

目次
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ヒアリとは何か?

ヒアリ(Solenopsis invicta)は南米原産の赤茶色の強毒アリで、「火蟻」とも呼ばれます。

体長2.5〜6mm、群れで暮らし、刺されると激しい痛みとともに水泡が発生し、アナフィラキシーを引き起こす可能性もあります。

日本では外来生物法により“特定外来生物”として管理され、とくに「要緊急対処特定外来生物」に指定されており、発見した場合は即時対応と報告が義務付けられています。

引用:チューリップテレビ

富山県での発見状況

7月11日:全国港湾調査を行う環境省が伏木富山港国際物流ターミナルにて、働きアリ1000匹以上を発見し、即座に殺虫ベイト剤を設置しました。

7月14日:専門家による同定の結果、ヒアリであることが公式に確認されました。

・これは富山県内で初の確認例であり、本州日本海側でも初の発見です 。

発見現場は保安区域のため、一般の立ち入りは制限されていますが、港湾関係者を対象にコンテナ検査や駆除徹底の呼びかけが行われています。

現在の対応策と防除活動

環境省が中心となり、関係機関と共同で調査と防除を続行中です。

発見場所周辺には既に殺虫ベイト剤が設置され、今後も定期的なトラップ設置やモニタリングが実施されます。

港湾関係者には、コンテナ内部や荷物に付着するヒアリのチェックや早期駆除を依頼。

アリや巣を発見した場合は刺激を避けつつ環境省へ通報するよう指導されています。

一般市民が取るべき対策

・見慣れない赤茶色のアリを発見した場合、刺激せず絶対に素手で触らず、環境省の「ヒアリ相談ダイヤル(0570‑046‑110、IP電話06‑7634‑7300)に連絡してください。

・自宅や庭で少数のアリを見つけた場合、市販のスプレー式殺虫剤で駆除できます。ただし、集団や巣を発見した場合には専門家に連絡し、自分で刺激を与えないようにしてください。

・刺された際は患部を冷やし、20〜30分間安静にし、じんましんや呼吸困難など異常が出た場合は救急を要請し「アナフィラキシーショックの可能性」を伝えましょう。

ネット上での反応と声

ネット上では、下記のような声が寄せられてます。

・「まさか富山で…怖すぎる」

・「港から家に入らないか心配」

・「1000匹超えで驚いた」

などの驚きの声が散見されます。

全国的にも“港湾警戒強化”を求める声が多く、ネット上でも防除の徹底と政府の対応が注目されています。

まとめ

富山県・伏木富山港でのヒアリ初確認は、国の防疫体制と港湾での対策強化の重要性を示す警鐘です。

一般市民も「見つけたら触らず相談ダイヤル」へ連絡し、港湾関係者は運送物の点検と駆除を徹底する必要があります。

関連情報は環境省ウェブサイトや自治体の案内をこまめに確認し、在来生物の保護とヒアリの定着阻止への協力をしましょう。

当記事は以上となります。

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この記事を書いた人

当サイトでは富山県内の話題をアップしてます。

筆者は富山県出身&富山県在住。

Bリーグの富山グラウジーズを応援してます。

写真の撮影をしており、撮影の対象は選手やチア、綺麗な風景です。

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