山内マリコさんの著書「逃亡するガール」が発売:富山を舞台に描くシスターフッド小説

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「ここは退屈迎えにきて」「あのこは貴族」などで知られ、映像化作品も多い人気作家・山内マリコさんが、「逃亡するガール」をに発売しました。

この著書は、U-NEXTでも同日より配信され、月額プラン会員なら”読み放題”で楽しめる注目作。

地元・富山県を舞台にした初の長編小説として、読者の関心を集めています。

目次
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逃亡するガールとは?

「逃亡するガール」は、スターバックスで勉強中の優等生・山岸美羽が、見知らぬペーパーナプキンに書かれた”隠し撮り”の警告により、窮地を救われるところから始まります。

彼女を助けたのは、パパ活のようなことをしている浜野比奈。二人は塾に行くまでの時間を共に過ごすようになりますが、居場所を失いながらも、共に生きようとする姿が描かれます。

女性同士の絆(シスターフッド)を軸に、現代の若者たちが抱える不安や孤独、逃避と連帯が繊細に描写されている点が、本作の大きな魅力です。

引用:株式会社 U-NEXT

著者・山内マリコさんについて

山内マリコさんは1980年生まれ、富山県出身。

2008年に「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、2012年にデビュー作「ここは退屈迎えに来て」で注目を集めました。

以降、「アズミ・ハルコは行方不明」「あのこは貴族」「選んだ孤独はよい孤独」など、多くの作品が映像化され、若い女性を中心に支持を得ています。

シスターフッドや地方都市を舞台にしたテーマ設定が特徴的で、今回の「逃亡するガール」でもその作風が色濃く反映されています。

富山を舞台にした理由

山内さんはこれまで、地方都市を具体的に描かず、普遍性を持たせた作風が特徴でした。

しかし「逃亡するガール」では初めて、明確に富山県を舞台として設定。

地元ならではの風景や空気感が物語の中に活きており、読者にリアリティと新鮮さを届けています。

なぜ富山を明示したのかについては作中で触れられており、読者自身がその意味を読み解く楽しみもあります。

ネット上での反応とレビュー

ネット上では、発売発表と同時に、

・「待望の新作」

・「地元が舞台で嬉しい」

などの声が多数上がっています。

U-NEXTで同時に配信される点も、

・「手軽に読める」

・「通勤中にも読めそう」

と話題に。

山内マリコファンだけでなく、地方都市や女性の連帯に興味のある読者にも広がりを見せています。

まとめ

「逃亡するガール」は、現代社会に生きる若者たちの繊細な心情を、富山というリアルな舞台設定と共に描き出した話題作です。

山内マリコさんが長年追い求めてきたテーマ「シスターフッド」に新たな深みを与えた本作は、読者の心に深く残る1冊になることでしょう。

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この記事を書いた人

当サイトでは富山県内の話題をアップしてます。

筆者は富山県出身&富山県在住。

Bリーグの富山グラウジーズを応援してます。

写真の撮影をしており、撮影の対象は選手やチア、綺麗な風景です。

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