2025年6月27日、高岡市で人気の洋菓子店「ラ リベルテ ナミ」を営むパティシエ・吉川奈美さんが、伏木古国府の空き店舗を活用したカフェ「&N(アンド エヌ)」をプレオープンしました。
能登半島地震で被災し修繕工事のために約1年遅れての開店となりましたが、地域の復興と賑わい創出を目指す注目スポットです。
カフェの特徴と背景:高岡市伏木古国府で生まれた地域密着カフェ
「&N」は、空き店舗をリノベーションし、カウンター+テーブル合わせて15席のカフェです。
プレオープン期間中(27〜29日)は午前11時〜午後5時で、3種類のランチ・ドリンクを提供し、午後からはケーキも楽しめます。
7月3日からはいよいよ本格営業にシフトし、夜営業も開始予定です 。
この店舗は、市からの補助事業を活用して開業されており、能登半島地震による被災を受けながらも、復興に力を入れた再出発となっています。

吉川奈美さんの想いと地域貢献:地元愛が育むスイーツカフェ
石川県川北町出身の吉川さんは、結婚を機に伏木へ移住。
金沢の製菓専門学校で学び調理師免許を取得した後、氷見市や高岡市内の飲食施設で経験を積みました。
そして2024年5月、自宅横に洋菓子店「la liberte NAMI(ラ リベルテ ナミ)」を開業 。
店名「&N」の“N”は「奈美」を表し、さらにはレンタルキッチンを通して“若者と一緒に”店を運営していきたいという思いも込められています。
吉川さん自身、「飲食店開業を目指す若者を応援したい」と強く語っています。

地域とのつながり・今後の展望:伏木駅前の賑わい再生を担う存在
「&N」は伏木駅前の空き店舗を有効活用し、地域活性化の起爆剤として注目されています。
昼間のカフェ営業だけでなく、夜の営業開始でエリア全体に新たな人の流れを生み出す狙いがあります。
さらに、レンタルキッチンという仕組みを使えば、若者や新進シェフにとってもチャレンジの場となり、飲食業界への門戸を開く支援拠点としての役割が期待されています。

アクセス・営業情報
・店舗名:&N(アンド エヌ)
・所在地:富山県高岡市伏木古国府3-15(伏木駅出口から徒歩約4分)
・プレオープン期間:6月27日〜29日、11:00〜17:00
・本格オープン:7月3日~、昼夜営業予定
・席数:カウンター+テーブル全15席
・提供内容:ランチ3種、ドリンク、午後〜ケーキ
ネット上での反応とレビュー
ネットニュースによる取材では、
・「能登半島地震で1年遅れの船出」
・「復興を盛り上げる店」
と高い関心が寄せられています。
SNSでは、
・「駅前に新しくて明るいカフェができるのはうれしい」
・「若者支援にも力を入れる姿勢が素敵」
といった声が見られ、今後のレビューやクチコミ拡散に期待が高まります。

まとめ:伏木の魅力発信基地「&N」
能登半島地震からの再出発をかけたカフェ「&N」。
地元出身のパティシエが時間をかけて準備した店は、単なる飲食店にとどまらず、地域復興や人材育成の拠点となる大きな可能性を秘めています。
高岡・伏木エリアの新たな魅力発信基地として、ランチやスイーツ、そしてこれからの夜時間にもぜひ注目しましょう。
当記事は以上となります。
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