2025年8月24日夕方、富山県の北アルプス・立山室堂エリアに位置する「みくりが池温泉」付近で、ツキノワグマ1頭が目撃されました。
クマは成獣とみられ、温泉施設のわずか30メートル先の遊歩道を歩く様子が宿泊客により撮影され、「でか、でかい」と驚きの声が上がる場面も。
幸い、ケガ人は出ていませんでした。
クマ出没の詳細
ツキノワグマの出没が確認されたのは、2025年8月24日の午後6時頃。
場所は、標高2450mにある日本最高所の温泉宿「みくりが池温泉」から約30メートルの距離にある遊歩道です。
クマは1頭で、成獣と見られています。
撮影された映像には、夕方の静かな遊歩道を堂々と歩くクマの姿が収められており、自然の迫力をまざまざと見せつけるものとなっています。
引用:KNB
宿泊客と施設の対応
クマの出没を受けて、周辺の遊歩道は即座に一時閉鎖されました。
当時、「みくりが池温泉」には約100人の宿泊客が滞在していましたが、幸いなことにケガ人は確認されていません。
翌朝、県警山岳警備隊が周辺を捜索した結果、クマの姿は確認されなかったため、遊歩道の閉鎖は解除されました。
ツキノワグマの特徴と遭遇時の対処法
ツキノワグマは日本に広く生息する中型の野生動物で、特に夏から秋にかけては人里近くにも出没することがあります。
基本的には臆病な性格ですが、驚かせたり子連れの場合などには攻撃的になることも。
ツキノワグマ遭遇時の対処法
・慌てて走らず、ゆっくりと後退する
・クマ鈴やラジオを使用し、人の存在を知らせる
・万一に備えて熊撃退スプレーを携帯
北アルプスを訪れる際は、最新の出没情報を確認し、安全装備を整えることが重要です。
ネット上での反応と声
ネット上では、このニュースに対して、多くの反響が寄せられています。
・「あの距離でクマがいたら確かに怖い」
・「自然と共存してる感がすごい」
・「立山に行く予定だったけど、ちょっと心配」
など、驚きとともに自然への畏敬を表す声も多く見られました。

まとめ
今回のツキノワグマ出没は、大自然の中での観光や登山におけるリスクと向き合う重要な事例となりました。
みくりが池温泉のような人気スポットでも、野生動物との遭遇は起こり得ます。
安全な山岳観光のために
・事前の情報収集と備えを忘れずに
・危険を感じたらすぐに現地スタッフや警察へ報告
・クマ出没の可能性がある場合は単独行動を避ける
自然の美しさを楽しみながら、安全にも十分配慮しましょう。
当記事は以上となります。


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