NBAロサンゼルス・レイカーズで活躍する八村塁選手が、2025年8月に自身初となる国内バスケットボールキャンプを名古屋で開催しました。
全国から選ばれた153人の中高生が3日間にわたって、NBA直伝のスキルやマインドセットを学ぶ貴重な機会となりました。
当記事では、そのキャンプの様子や、八村選手が込めた熱い想いに迫ります。
初の国内キャンプを名古屋で開催した理由とは?
八村選手がキャンプの開催地に選んだのは、自身のバスケットボール人生にも関わりの深い愛知県名古屋市。
20日に名古屋市役所を訪れた際には、広沢市長を前に少年時代の思い出をこう語りました。
「中高生のときもバスケで(名古屋に)来ていたりと(市章の)“八”とかも見たらあるんで…ぴったりの市だと思って(会場に)選ばせてもらいました」
引用:富山テレビ
名古屋市章の“八”にも縁を感じ、自らのルーツと重ねて会場を決定したことがうかがえます。
さらに、愛知県の大村知事にも挨拶。
ジブリパークのグッズを贈られ、「ジブリは大好き」と喜ぶ姿はファンの間でも話題となりました。
引用:富山テレビ
NBA選手×中高生153人の夢の3日間
このキャンプには、八村選手自らが選考した全国153人の中高生が参加。
富山市出身の八村選手の母校、富山市立奥田中学校からも8人の生徒が参加し注目を集めました。
3日間のプログラムでは、八村選手だけでなく、NBAの名指導者であるフィル・ハンディコーチからも直接指導を受けるという豪華な内容に。
シュート、パス、ディフェンス、メンタルの持ち方など、まさに「世界基準のバスケットボール」を肌で感じる体験となりました。
八村選手は初日の開会でこう語っています。
「絶対に忘れられないキャンプになると思う。頑張りましょう」
引用:富山テレビ
この言葉通り、参加者たちは全力で取り組み、多くの刺激と成長を得た様子でした。
八村塁選手の想い「日本から世界へ」
キャンプ終了後、八村選手は今回の取り組みに込めた想いを語りました。
「自分が小さい頃のバスケでNBAに行きたいと思ったとき、日本でバスケをやっているとレベルが違うと感じた。子供たちに、そういう(世界レベルの)経験をしてもらいたい」
引用:富山テレビ
この言葉からは、日本の子供たちにも世界を目指すチャンスを与えたいという強い願いが感じられます。
富山という地方からNBAに羽ばたいた自身の経験をもとに、次世代への希望を語る姿に、多くの人が胸を打たれました。
ネット上での反応と声
ネット上では、キャンプの様子や八村選手の発言が大きな反響を呼びました。
・「八村選手の行動力に感動した」
・「中高生が羨ましい!世界レベルの体験ができるなんて」
・「ジブリとの絡みも最高!子供たちに夢を与えてる」
こうしたポジティブな声が多数寄せられ、スポーツ界のみならず、教育や地域振興の観点からも高く評価されています。

まとめ
今回、八村塁選手が名古屋で開催した初の国内バスケットボールキャンプは、単なるスキル指導にとどまらず、夢を持つことの大切さや可能性の広がりを全国の中高生に伝える大きな1歩となりました。
「富山から世界へ」という想いを胸に、日本中の子供たちが八村選手のように世界に羽ばたく未来が、今、動き始めています。
当記事は以上となります。
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