2025年夏、全国高校野球選手権(甲子園)に初出場を果たした未来富山高校。
その中心に立っていたのが、最速145kmを誇るプロ注目の左腕、江藤蓮(えとう れん)選手です。
創部わずか8年目のチームを県大会優勝へ導き、全国の舞台でその名を轟かせました。
当記事では、江藤選手のプロフィールや高校時代の実績、スカウトからの評価などについて深掘りします。
江藤蓮選手のプロフィール
・名前:江藤 蓮(えとう れん)
・生年月日:2007年5月19日
・出身地:長野県須坂市
・身長/体重:180cm/84kg
・投打:左投左打
・球速:最速145km
・50メートル:走6秒4
・遠投:110メートル
・経歴:須坂マイナー(小学校)→豊野アップルズ(小4)→千曲ボーイズ(中学)→未来富山高校(通信制)
江藤選手は地元長野から富山へと拠点を移し、野球に集中できる環境で急成長。
鋭いストレートと緩急を活かした投球術で、県内屈指の左腕として注目されています。
引用:日刊スポーツ
高校時代の主要な実績
富山大会での活躍
2年夏にはすでに143kmを計測し、将来性の高さをアピール。
3年夏の富山大会では、投打の両面で圧倒的な存在感を示しました。
・投球成績:30回で37奪三振、防御率1.50
・打撃成績:打率.455、2本塁打、9打点
甲子園での挑戦
創部初の甲子園出場を果たした未来富山高校は、初戦で惜しくも敗退。
江藤選手は6回途中まで投げ、11安打8失点(自責7)という結果に。
「全国ではまだ通用しない部分がある」と試合後に語り、進路選択を再考する決意を示しました。
スカウト評価と将来の可能性
阪神・筒井スカウトは「コントロールが良く、今後の成長が楽しみ」と高評価。
他球団スカウトからも「球質の良さ」「馬力」「野球センス」に注目が集まっています。
また、打撃面でも長打力と選球眼を兼ね備えており、将来的には二刀流の可能性も秘めています。
大学進学かプロ入りか、その決断が注目されるタイミングです。
“通信制×野球に特化” が生んだ環境的優位性
未来富山高校は通信制のカリキュラムを採用し、野球に専念できる時間的余裕を確保。
授業はタブレット学習が中心で、練習やフィジカルトレーニングに多くの時間を割くことが可能です。
江藤選手もこの環境を活かし、着実に球速と技術を向上させてきました。
プロを目指す高校球児にとって、この「学びと競技の両立」を可能にする環境は大きな魅力となっています。
まとめ
江藤蓮選手は、最速145kmの直球と安定した制球力を武器に、未来富山高校を県大会優勝・甲子園出場へと導いた立役者です。
甲子園では悔しい結果だったかもしれませんが、その経験は必ず次のステージで活きるはず。
今後、プロ入りか大学進学か、その選択が彼の野球人生を大きく左右します。
野球ファンとして、江藤選手の挑戦から目が離せません。
当記事は以上となります。




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